日々ゆる考

書きたいことを書きたいときに書く雑記帳。

先輩が気にかける後輩。後輩が慕い尊敬する先輩。

大学生活では交友関係に恵まれた。

尊敬する先輩がいて

可愛がってる後輩がいて

なんでも相談できる同輩がいた。

とても恵まれていたと思う。

意識していたわけではないが、振り返ってみると

先輩がよく気にかけてくれていた理由と、

後輩が慕ってくれていた理由がなんとなくわかった気がするので書いてみる。

自分の体験談と憶測だがそう外れてはいないと思う。

先輩が気にかけたくなる後輩はどういう人か。

最低限の気を使える人だとか、

持ち上げるのが上手な人とかもあると思う。

しかし私が良くやっていたのは

ツッコミを入れたり弄ったりすることだ。

これは兄がいたせいもあると思うが、よく年上の人に小さい頃から容赦なくやっていた。

ただ、先輩の身体的特徴や気にしていることをいじるのはダメだ。

当たり前だが悪口は誰からも良く思われない。

弄ったりツッコんだりと言うのは

話の途中で噛んだとか、先輩の失敗談とかボケとか

そういうものに対してだ。

なぜこれが気にかけてくれていた理由だと思うかというと、だ。

私自身サークルの先輩になった時に

生意気だとか思う前に

勇気出したんだなと思った。

普通に考えて先輩にツッコミ入れたり弄るのは、

怒られたり嫌われたりしないか不安なのだ。

その不安から一歩勇気を出してきてるのだから

仲良くなりたいと思わないとやれないはずだ。

後輩から仲良くなりたいと思われたら

仲良くしてあげたい、気にかけたい

と思うのは当たり前のことだと思う。

だから自分はあまり意識せずにやっていたが

先輩に対して弄ったりすることは

気にかけてもらって仲良くなるコツの1つだと思う。

弄るだけでは勿論ダメなので先輩を

立てたり気を使ったりとのバランスも大事だ。

逆に後輩はどういう先輩を慕い、尊敬するのか。

私が慕い尊敬した先輩は

話がとても面白かったし、ダンスが上手だった。

ダンスが上手だったから、

ダンスを教える時の話は体験談から来るものが多く説得力があった。

考え方なんかも説得力がありかっこよかったし

そういう話をするためによく飲みに誘ってくれた。

色々と要因はあるものの、

兎に角尊敬できる魅力的な人だった。

こういう先輩になりたいと思わせるものがある人だったのだ。

私が先輩になったとき、私はお世辞にもダンスは上手ではなかったし

面白い話もそんなに出来るわけではなかった。

しかし後輩はついてきてくれた。

それは、後輩から慕われるために努力をした、

というわけではなくひたすらに

自分の目指す尊敬する先輩のあり方や考え方を自分なりに追い続けたからだと思う。

以下に誰に対しても意識していたことを書き出す。

体験談からの話をする。

人の前では愚痴や弱音を吐かない。

酔って説教したり、暴れたりしない。

よく自分から話しかける。

飲みや遊びに誘う。

人の話をよく聞く、相談に乗る。

他にも沢山あるがこういったことを誰に対しても心がけた。

私が思う理想だったからだ。

そうやっていくうちに後輩はいつの間にか慕ってくれていたし、よく遊びなんかにも誘ってくれるようになった。

私がやったことか正解だとは言わないが、

先輩として慕われる尊敬されるためには

つまり人間として尊敬できる人になれば良いのだと思う。

その尊敬できる人というのは自分にとってだ。

それを心掛けることが大切だと思う。