日々ゆる考

書きたいことを書きたいときに書く雑記帳。

特に覚えているのはエイリアンごっこ

今週のお題「何して遊んだ?」

 

子供のころに遊んだなかで特に印象深かったエイリアンごっこについて書こうと思う。

 

一言でいうと鬼ごっこのエイリアンバージョンである。

 

これだけ聞くと

「何が面白いの?」

となるが、これが当時はなかなかに嵌った。

 

前提として、全力で演技をすることが大事になってくる。

 

最初のエイリアンを決めるには鬼ごっこ同様じゃんけんで決める。

じゃんけんで一人のエイリアンが決まった瞬間から

「エイリアンごっこ」スタートである。

 

じゃんけんで負けた人はその瞬間からエイリアンだし、

勝って逃げる人はエイリアンに捕まらないために命がけで

逃げる人なのだ。

 

「ぎゃあぁああぁぁあぁぁあぁぁ!!!!!!」

 

そう叫びながら白目をむいたまま追いかけてくる姿は迫力満点だ。

あるときは涎を垂らしながら、またあるときは四足歩行で。

 

無意味に爪を強調しながら舌なめずりして追いかけてくるエイリアンもいた。

 

とにかくエイリアンになりながら他の人を捕まえるのである。

やっている自分も正気ではないと思っていたのだから、周りで見ている人はもっとだ。

 

これを学校の放課後にやっていた。先生が注意しに来るまでが制限時間だった。

今思うと迷惑すぎるがその時は楽しさがすべてだったのだ。

先生方には申し訳ない。

 

話を戻すが、追いかけるほうがそんな感じで気持ち悪いものだから

逃げるほうも全力で逃げる。

捕まったら終わりだ。逃げられないようにエイリアンは全力で拘束してくるし、

舌で舐めたり息を吹きかけてくる。

 

逃げる人が捕まってその気持ち悪さに逃げる気力を失ったらエイリアン交代である。

これを全力でやっていた。

 

たまにイレギュラーで一瞬だけつかまって拘束から逃れた人がいきなり

「うっ、、うぅぅぅうう」

とか言いながらエイリアンになってしまったりしてた。二匹目の誕生である。

 

終わった後はほんとに疲れるし、喉は潰れるし、先生には怒られるしで

散々だったが、満足感とバカらしさと楽しさも確かにあった。

 

私の子供のころの遊びである。